【同日告知】院試の受験対策の相談や申込の受付について「大学院を受験したいんです!相談に乗ってもらえませんか?」 「院試の準備中で、願書と一緒に出す研究計画書や志望理由書を見て頂けませんか?」 TwitterのDM、メールフォームにて、ポツポツと、以上のようなお問い合わせ頂いています。ブログ『仲見満月の研究室』では、主に文系(人文・社会系)の大学院受験について、 ・大学院って、どんなところ? ・研究って何をするの? ・院試って、具体的にどういったプロセスで準備したらよいか?といったテーマの記事をまとめたところがあります。お問い合わせの前に、まず、次の2つの記事をご覧ください。 大学院の制度、修士・博士の各課程の基本在籍年数、就活といった大枠のこと↓2018.12.05 07:20
児童書で読む近代職業としての看護師とその確立者~村岡花子/丹地陽子『戦場に命の光 ナイチンゲール』(新装版、講談社 #火の鳥伝記文庫 )~1.はじめにメインの研究室ブログ『仲見満月の研究室』では、今秋に「読書の秋」として、企画「児童書×人文学」のシリーズ記事で、次の2つを書きました。 ・「「児童書で読む神話や伝説の「物語」~加藤綾子/Tobi『ギリシア神話 知っておきたい!神様たちの物語』(角川つばさ文庫)~」 ・「児童書で読む #平安時代 の衣食住と恋愛~川村裕子『平安女子の楽しい!生活』 (岩波ジュニア新書)~」これまでのテーマは、第一弾がギリシア神話、第二弾は平安時代の貴族女性の生活と恋愛でした。今回の第三弾は、近代職業としての看護師を「創始」したナイチンゲールの伝記を書評いたします:2018.11.26 14:55
【研究ニュース】「SNSで爆発する」日本語の「若者ことば「○○み」を研究する大学院生を直撃 」(AbemaTIMESより)1.はじめに梅雨に引き続き、私は運動不足のままで、続くお腹の「たるみ」を気にする毎日です。院生時代には、正直なところ、受賞する優秀な同期生に「妬み」や「嫉み」を抱かなかったといえば、否定はできません…。と、ここまで、従来の日本語において、動詞や形容詞などの一種の名詞的な「〇〇み」の語句を入れて、例文を作ってみました。 「〇〇み」の語句について、はてなブックマークのコメント欄、TwitterといったSNSを中心に、新しい用法が出てきているようです。例えば、コメントやツイートに対して、見かけた人がおそらく共感を示す際、「分かりみがある」といった使い方をされているのを、私は幾度かタイムラインで目にしました。また、「何だか、とんでもなさを感じる」ことを伝えたいらしき人が、「ヤバみがある」と呟いていたようで、「〇〇み」の新用法の広がりには独特の広がりと語感があり、関心を持っております。 実は、この「〇〇み」に興味を持った人には、学術的な手法を用いて、研究をしていた院生がいるそうです。その院生がAbemaTVのニュースに出演して、レクチャーされた様子を伝えるオンライン記事が公開されていました:2018.07.05 14:05
研究発表をやむを得ずにキャンセルする時のことを考えてみた~学会や研究会等での話~<ちょっと聞きづらいかもしれないこと>1.はじめに仲見の住んでいる地方も、とうとう、梅雨に入ったようです。そのせいだろうと思いますが、頭が痛くなったり、吐き気があったり、体調が芳しくない日がありました。普段から、うっかりしているのに、体調が悪いせいで、更に注意力散漫になりやすい季節で、日常生活の中では、だいぶ苦しい時が出てきます。 さて、先週の後半、Twitterの私のTLに、本記事タイトルに関する話題が流れて来ましたた。様々な方が「こういう時、どうしたらよいんだろうか、と非常に不安だった」とツイートされていました。具体的には、学会で発表をしようと申し込んみ、事務局に受け付けてもらったり、予稿を受理されたりして、決定していた登壇について、 ・発表前に、事故に遭ったり、急な病気で入院することになったりした ・公募の審査を通過して、採用試験の面接が入った (先方の都合で、日程をずらせないらしい)等の(やむを得ない)様々な事情で、学会発表を取り止めないといけない時の対応について、です。梅雨から夏場は、寒暖の差が激しい日に加えて、湿気があるため、身体がついていけなかったり、緊張のし過ぎやストレスでダウンしたり…。 実は、私自身、こういった話題は研究室外で皆さん、どうされているのか、気になっていました。自分にはなかったことですが、先輩方にはアカデミックポストの就活をしていて、博士論文を書いている年度に、2つ目のケースが該当して、学会で発表する日時と面接試験の日時が丸ごと重なってしまったことが、あったと記憶しています。最初のケースは、身近には聞きませんが、根詰めて論文を書いている時、体調を崩してしまい、泣く泣く入院することも、研究者なら十分あり得る話だと思います。 申し込んでいた発表をキャンセルするというのは、判断が難しいこともあるようです。(日本の研究業界において、まだまだ、分野や個人によって、人間関係を重視したり、その中での体面や面子を気にしたりする方々がいることもあってか…。)読書会や研究会、部会といった、学会より小さな単位の学術団体では、発表を輪番にしているところがあります。発表順を決める中で対応の仕方次第では、休んだ人の今後の研究者としてのキャリアに関わってくるかもしれない…。という、側面は否定できません。 そこで、今回は学会や研究会において、研究発表をすることになっていたのに、やむを得ずキャンセルする時のことについて、少し、考えてみたいと思います。(既に、私自身、だいぶ緊張しております…)2018.06.11 09:05
博士号取得者(教員免許なし)を学校教員に採用する話の個人的まとめ1.はじめに~和歌山県の高校教員採用試験のニュースから~先週後半以降、該当の教員免許を持たない博士号取得者でも、自治体の教員採用試験を受験できるところがあると、主に私のTwitter周辺で話題になりました。その発端が、和歌山県の決定に関する次のニュースだと思われます:2018.05.15 09:21
学位取得とキャリア in ドイツ~「ドイツにも学歴差別 博士や修士号、昇進に影響」(日経新聞)~1.はじめに先日、久しぶりに喫茶店にて、置いてあった新聞を読んでいると、だいたい、どれも就職活動のコーナーが定着しているようだで、「就活は学生や転職者向けの情報提供だけでなく、読み物としても定着しているんだな~」と実感しました。さて、昨日と今日、Twitter上で話題になっていた、ドイツにおける学位と昇進について、日経新聞の次の記事が話題になっていました。少し、ここで紹介したいと思います:2018.05.10 09:10
はじめに(’18.5.9、初投稿)初めまして、仲見満月(なかみ・満月)と申します。はてなブログ『仲見満月の研究室』で、大学院生や研究者を応援するテーマで執筆してきました。今まで、2016年6月より、私がどんな活動をしてきたかは、同ブログでお読み頂くとしまして。そのブログでは2018年5月に公開記事が500件を突破し、「そろそろ、アーカイブとして残しておかないと、読む人にも不便かな?」と思うところがありました。ちょうど、「ブログを読みやすいデザインや、記事の配置にして下さい」と複数の読者様から頂き、「自分のやってきた活動もまとめておこう」と考えていたこともあって、サイトを作ってみました。一部の過去記事を、はてなブログから持ってくるにあたり、文章レイアウトを変更するものが、たくさん出てきました。「お引っ越し」は、簡単ではありませんね~。そういうわけで、しばらく、ここで過去記事を公開するまでには時間がかかりそうですが、どうか、お付き合い頂けたら幸いです。2018.05.09 07:31
【'18.5.8_1740追記】ある大学書店の元スタッフの方のこと、それからナイチンゲールの言葉に関するメモ1.はじめに連休の疲れのせいか、ちょっと喉がひっかかる感じです。疲れが出たのかもしれません。本格的に体調を崩さないうちに、5月4日に「でんすけのかいぬしさん」がお書きになり、話題になった、立教大学池袋キャンパスの丸善を退職された経緯報告の記事について、簡単に思うところをメモしておこうと思います↓2018.05.07 03:00
【研究ニュース】「田んぼでも雪上でも走行可能なキューボード」(日テレNEWS24/Yaghoo!ニュースより)<どこでも走れるキューボードと新潟の院生の話題>1.はじめに 先週、ネット上で話題になり、私も欲しいと感じた新潟県の大学院生の開発したものがありました。次のオンラインニュースに、動画付きで紹介されています:2018.04.10 10:30
【研究ニュース】武部俊寛の新千里北町(大阪府豊中市)の車止め配置に関する「都市計画学的」研究~「車止め:大学院生が謎を解明 」( 毎日新聞より)~【'18.5.10_リンク切れ確認】1.はじめに寒さに引きこもり、不摂生なまま、ブログを更新し続けている管理人です。テレビをつけると、何かと暗いニュースが多く、昨日の火曜から、ずっとブルーマンデーな状態でした。2017.02.10 09:00